問題2-1 K 内の2つの多項式 f(x),g(x)≠0 に対して
f(x)=q(x)g(x)+r(x),deg r(x)<deg g(x)となる q(x),r(x) が定まることを f(x) の次数についての帰納法で示せ。また q(x),r(x) の一意性を示せ。
問題2-2 第1章、問題1-3で扱った可換体 Zp において p=7 にとる。体 Z7 において、次の各方程式を満足する要素を求めよ。
(1) 3x=4
(2) x2+x+1=0
(3) x2−3=0
問題2-3 整数全体の集合を Z とし、整数を係数とする x の多項式の全体の集合を Z[x] とする。f(x)∈Z[x] に対して f(x)=af0(x) となる a∈Z,f0(x)∈Z[x] が存在するとき a∣f(x) で表わす。いま p を素数とし g(x),h(x)∈Z[x] とするとき p∣g(x)h(x) ならば p∣g(x) または p∣h(x) を示せ。
問題2-4 f(x)∈Z[x] が、有理数を係数にもつ2つの多項式 g(x),h(x) の積に分解されるならば、実は Z[x] に属する2つの多項式の積に分解されることを示せ。またとくに f(x) の最高次の係数が1ならば、分解する多項式の最高次の係数も1としてよいことを示せ。
問題2-5 次の各多項式は有理数体 Q 上既約であることを示せ。
(1) f(x)=x5−x−1
(2) x4+8
問題2-6 f(x)=x5−ax−1 が有理数体上可約となるように整数 a を定めよ。
問題2-7 p は素数、a0,a1,⋯,an は整数で、
(1) p∤an (2) p∣ai(i=0,1,2,⋯,n−1) (3) p2∤a0のとき f(x)=a0+a1x+⋯+anxn は有理数体 Q 上既約であることを示せ。
問題2-8 前問を用いて、次の多項式は有理数体上既約であることを示せ。
(1) x3−3
(2) x4−8x2+2
(3) x4+x3+x2+x+1
2019/12/07
第2章第2節の節末問題
エミール・アルティン『ガロア理論入門』第2章第2節の節末問題。なかなかハードです。
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