2011/12/29

2011年プライベートな3大ニュース

今年(2011年)もあと数日となりました。

昨年の今頃、「2010年プライベートな5大ニュース」と題して記事を書いたので、今年も同じように振り返ってみたいと思います。


プライベートでない出来事としては、今年一番の出来事はやはり3月11日の地震です。当日は仕事の休憩中。食事をしながら携帯でツイッターを眺めていると、何か揺れている。寝不足だったので、「体調がヤバいかも」と思っていたら、ツイッターのタイムラインが地震のツイート一色となりました。

東北で大きな地震が起こったことを知りました。

さらにその地震の揺れが大阪まで。ということは、相当の揺れ。職場に急いで戻りました。


職場はコールセンターです。お客様は全国にいます。
オペレーターの話では、話し中にお客様が揺れを感じ、「また後でかける」と電話を切ったお客様もいらっしゃったとのこと。
東京にもセンターがあり、東京のセンターは閉鎖。

約9か月前のことですが、物覚えが悪い自分でも、さすがにまだ覚えています。


話は変わって、自分自身のことについていうと、昨年は「5大ニュース」とタイトルにつけながら、今年は5つも思いつかない…。
ですが、今年はこれからも続けていくであろうことを始めた年でした。

  1. ランニングを開始
  2. 今年1月から、そろそろ身体がなまってきていると感じていたのでランニングをし始めました。スポーツジムに通ってランニングマシン上で走っています。外で走るのもいいのですが、距離感がなく、走る速さもどのくらいかわからないので、ランニングマシンで走ることは自分にとってとてもわかりやすく、また会費を払っているので「もったいないな」という気持ちも働き続けることができています。途中途中にマラソン大会に参加することも動機づけのひとつとなっていて、今年11月にはハーフマラソンを完走することができました。 来年は3月に既にフルマラソンのエントリーをしているため、まずはフルマラソン完走、そしてフルマラソンでの4時間切りを目指していきたいと思います。
  3. 「笑顔のコーチング」に参加
  4. 2月には、NPO法人ハロードリーム主催の「笑顔のコーチング」に参加。そして「笑顔のコーチングファシリテーター養成講座」も合わせて受講しました。そこでの学びや、他ファシリテーターの方々との出会いは、これからも大切にしていきたいと思っています。来年の目標は、「笑顔のコーチング」を実施することですね。
  5. 「心徒塾」に参加
  6. ツイッターから、やぶちゃんこと藪原秀樹さんのことを知り、「わもん」を知り、「心徒塾」に参加したのが今年9月。そこから何度か「心徒塾」に参加しています。 「わもん」とは「聞く修行」。 仕事柄、「聞く」ことには人一倍関心があります。しかし「わもん」は奥が深い。まだインストール中の段階です。 また、ここでも聞くことを究めたい方々と出会うことができました。

おそらく今年始めた3つのことは、来年も再来年もその後も続けていくことだと思っています。

自分自身の中では、今年は始まりの年です。


さて、来年はどんな年になるでしょうか?
楽しみです。
去年も同じことばで締めくくっています(^-^;)

2011/12/15

リスク管理

本日(12/14)、購読しているRSSを眺めていると、リスク管理に関する2つの記事がありました。ひとつは Coach's VIEW の「リスク管理と危機管理」という記事、もうひとつは、行動科学マネジメント研究所所長ブログの「リスク・マネジメントを徹底していますか?」という記事。

「リスク管理」と「危機管理」は異なる。

「Risk Prevention(危険の未然防御措置)」と「Risk Management」は異なる。

なるほど、と思ったと同時に、以前に勉強したことがあった情報セキュリティのことを思い出しました。


コールセンターでは、多くの情報を取り扱います。お客様の個人情報や、まだ公には発表されていない商品サービスの情報など。そのため、センターに情報セキュリティの担当を置いているのですが、その担当になったことがあるため情報セキュリティについての本などを何冊か読んだことがあります。

その中に、「リスク管理」のことも載っていました。セキュリティリスクをどのように取り扱うのか。

そこには、リスクへの対応として、確か4つのことが挙げられていました。

  • 管理策の採用
  • リスクの移転
  • リスクの回避
  • リスクの保有

ひとつ目の「管理策の採用」というのは、リスクを認識し、そのリスクに対して何らかの対策をするというもの。「リスクの移転」は、例えば保険に入るなど、リスクが顕在化し損害を被ったとしてもそれを他から補てんすることができるようにすること。「リスクの回避」は、例えば、個人情報の漏えいをなくすために個人情報自体を持たないようにすること。4つ目の「リスクの保有」は、認識しつつも何も対策をせずそのままそのリスクを保有すること。

リスクを評価し、その評価に応じて対策を立てろ、ということです。

リスクが顕在化したとき、どこが一番被害が大きいか。その基準や尺度は様々であると思いますが、重大なところから対策をしていくことが基本となります。


冒頭のひとつ目の Coach's VIEW の「リスク管理と危機管理」では、「リスク管理」をリスクが顕在化する前の話、「危機管理」をリスクが顕在化した後の話とした上で、リスク管理能力を高めるにはまずはリスクを共有化・言語化することを挙げています。行動科学マネジメント研究所所長ブログの「リスク・マネジメントを徹底していますか?」では、リスクを顕在化させないための管理策の深さを述べています。

どちらも、小さなことであっても「もし~が起こったら」を想定しておくことが大切であることが述べられています。

「想定外」というのは、認識が甘いことを言っているのかもしれません。

かといって、私にも「想定外」はたくさんあります。

「想定外」を減らすこと、これが「リスク管理」といえるのかもしれません。

2011/12/14

OK Go - This Too Shall Pass

ちょっとまとめておきたかったので作成。

You Tubeでおなじみの、OK Goのピタゴラスイッチ。
その関連動画やサイト。







自分も、小さなものでもいいので、いつか作ってみたい。

2011/12/11

広瀬一郎『10年後、仕事で差がつく戦略思考』

先日、社内でプレゼンテーションをする機会がありました。プレゼンのテーマは「自分自身の業務をPDCAサイクルを用いて説明する」というもの。

プレゼンの経験はほとんどないため、前日までは気が気でなりませんでした。

内容も中途半端ですし…。

内容はともかく、当日は臆せずプレゼンをすることができました。そこは、満足とまではいきませんが納得しています。

プレゼン前日に遅くまで練習に付き合っていただいた方もいます。本当にありがとうございます。


しかし、やはり内容には課題がたくさんありました。

「PDCA」というのは、「Plan-Do-Check-Action」の頭文字で、これをグルグルと回していくのがPDCAサイクルです。プレゼンのフィードバックとして、計画(P)をもっと明確にすべきとの言葉をいただきました。

計画(P)が曖昧であると、当然、実行(Do)も曖昧に。そして評価(Check)も曖昧になってしまいます。当然ながら改善(Action)もできない。

理解はしているのですが、使うことはできていません。


計画(P)の中には、目的・目標があります。私のプレゼン内容の場合、目標が曖昧でした。ここをもっと具体化しないと…。


話はちょっと変わって、本日、1冊の本を買いました。

広瀬一郎さんの『10年後、仕事で差がつく戦略思考』という本です。


たまたま本屋で見かけ、面白そうだな、と思って購入。今日一日で一通り読みました。

読み始めると、まるで今の自分に言われているかのような感じになりました。


PDCAサイクルという言葉は、この本の終わりの方に1回出ただけだと思うのですが、これは「PDCAサイクルをきちんと回せ」という本です。しかも今、自分が最も考えていた部分、最も浅はかな考えだった部分が、様々な事例を織り交ぜながら書かれていました。

自分が使っていた言葉の数々が、ものすごく浅はかに思えてきました。

先日のプレゼンでも、私は「SVはより戦略的に動かなければならない」とも発表していましたが、ものすごく上滑りした言葉に思えてきました(-_-;)。

  • 「戦略」と「責任論」はセット
  • 「戦略」は「決断」
  • 「決断」の「断」は「断つ」ということ

戦略的に動くということは、決断して動くということ。もちろん責任を伴って。

SVとしての責任。深く考えたことがありませんでした。

私以外にもSVはいるし、私はSVのうちの一人です、が、私の責任の範囲はどこか…。


先日のプレゼン後の質問のひとつに、「あなたの影響範囲はどこまで? どこまで責任を持っているの?」という質問がありました。

甘い部分を突かれています。


この本での言葉を借りると、「当事者意識」が薄い。そんな気がしてきました。


自分の責任範囲。きちんと押さえておかなければなりません。

2011/12/10

政治経済に強くなろう、という試み

しばらくブログを書いていませんでした。

どこかの記事で、「私は政治経済の話について弱い」ということを書きました。今でも弱いと思っています。

その理由のひとつは、新聞も読まないし、テレビも見ないからだと思います。

特に政治経済のニュースについては、ある程度の予備知識やそれがニュースとなる流れがあります。私は、その予備知識も少なければ、流れも知らないので、余計にニュースを見なくなったりします。

そこで、WEBで見たニュースの中から適当にピックアップして自分に解説してみる、ということを思い出したようにやることがあります。

本日は、以下のニュース。選んだ理由は、自分にとって難しそうだからです…。

NHKニュース「税制改正大綱 閣議決定へ」
税制改正大綱 閣議決定へ
12月9日 23時24分
来年度の税制改正で焦点になっていた自動車関連の税の扱いについて、政府・民主党は、車検の際にかかる「自動車重量税」の減税額を1500億円に増やすことで合意し、政府は来年度の税制改正大綱を10日未明に閣議決定することにしています。
車を購入するときにかかる「自動車取得税」と、車検の際の「自動車重量税」の取り扱いを巡って、廃止や見直しを求めていた民主党は、政府側が提示した自動車重量税の減税措置に難色を示し、調整は夜にもつれこんでいました。このため、断続的な協議の結果、政府側が民主党に譲歩し、「自動車重量税の」減税額を上積みすることを提案し、党側は9日夜、税制調査会の総会におよそ20人の議員が出席して対応を協議し、政府側の提案を了承しました。それによりますと、「自動車重量税」の減税額について当初、税収7000億円のうちおよそ1000億円分としていたのを500億円上積みし、1500億円とします。また、これに合わせて、財源確保のため、来年期限が切れるエコカー減税は期間を3年間延長するものの対象車を絞ることとし、業界活性化のため、今年度の第4次補正予算案で、新たに3000億円のエコカー補助金を盛り込むとしています。これで来年度の税制改正大綱が固まり、政府は、10日未明に臨時閣議を開いて決定することにしています。

来年度の税制改正のなかでの「自動車重量税」の減税を巡って、政府と民主党の意見が違っていた。そこで政府は減税額を大きすることで民主党と合意した。という記事です。

まずは、政府と民主党がどのような意見だったのか? それすら私は知りませんので、さかのぼる必要がありそうです。

同じNHKニュースから、最近の2つの記事を見つけました。
NHKニュース「“自動車税” 結論出ず調整へ」
NHKニュース「税制改正 自動車税など調整難航」

この2つの記事をみると、

民主党は

  • 「自動車取得税」と「自動車重量税」について、廃止か抜本的な見直しを求めている。
  • その理由は、自動車業界の活性化などのため。

一方、政府は、

  • 「自動車取得税」と「自動車重量税」を廃止すると、約9000億円の税収減となる。
  • その税収減分の財源確保が難しいため、「自動車取得税」と「自動車重量税」を廃止に反対。


ということで意見が分かれていたようです。

そこで政府は、「自動車重量税」の減税を提案。その提案額が約1,000億円でしたが、それでは民主党がYesと言わず、本日(12/9)に減税額を約1,500億円として提示して民主党と合意、という流れ。

まぁ、流れはわかりましたが、まだまだ深読みする必要はありそうです。

例えば、民主党側の意見として、自動車業界の活性化のために、という理由がありますが、自動車業界を活性化することにどんな意味があるのか?

当然のことながら自動車産業は自動車の輸出国である日本にとって大切な産業ではあります。が、自動車産業を活性化することでどういう状態を目指しているのか? ということが私にはわかりません。

また、政府側の財源確保の問題。これも、日本は火の車の状態(言い過ぎ?)なので大きな問題。収入が減ることは大きな痛手です。

現段階では、税制改正の大綱を決めるための妥協案というのが私の感想で、日本の産業のシステム的な改革が必要な気がしますが、それを論理的に説得力を持って説明することができません。こういうことを上手く説明できる力がほしいです。

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