2017/05/03

自分史からはじめてみよう

ここ最近、何かを書きたいという思いが強くなっている。しかし、その「何か」がわからない。

思いが強くなったきっかけはわかっている。渡部昇一さんが亡くなったためである。数日前にこのブログでも取り上げた。渡部昇一さんの『知的生活の方法』に影響を受けて本を読みはじめたという内容である。

渡部昇一さんが亡くなったが、不思議と寂しいとか悲しいとかの気持ちにならなかった。本が手元に残っていたからである。全ての著作を読んでいるわけではないし、そもそもの専門分野である英語学に関する著書や論文はほとんど読んでいないので一面的な理解にすぎないが、渡部昇一さんの考え方、あるいは思想が、本というかたちで残っている。実際に会ったことがないことも関係しているだろう。お会いして親しくしていれば悲しんだかもしれない。

本が残っていたことで、自分も本を書いてみたいという思いが強くなった。

残したいことは、自分の考え方、あるいは思想、となるだろうが、ごく平凡に深く考えることもなく生きているので、書き残したいということが思いつかない。

それでも自分の人生を生きてきたのは自分だけであるため、自分以外の人とは異なる人生を送ってきたのは確かであるし、何かしら大切なことも学び、経験しているかとも思っている。

だからまずは、自分史からはじめてみようと思う。このブログに掲載することはないと思う。

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