2011/01/04

お客さま本位の観点より

帰省での電車の中で、小宮一慶さんの『小宮式知的アウトプット術』を読みました。その中に、お客さま本位での視点から観察した例として、新幹線の乗車券と特急券のことについて書かれていました。

「自動改札機に乗車券と特急券を重ねて入れたところ、乗車券が上になって出てきた。乗車券を上にして入れても、下にして入れても、乗車券が上になって出てくる。特急券に指定席の席番号が書かれているので、座席を確認するのには特急券が上から出てきた方が、すぐに座席番号が確認できていいのではないか」という内容です。(現在の自動改札機は2枚同時に入れると上下逆になって出てくるそうです。)

新幹線に乗った後であったため、確認できなかったのを少し残念に思いつつ、帰りの新幹線に乗る時には確かめてみようと思いました。(新幹線を降りた後も電車を乗り継ぎ帰省したのですが、自動改札機ではありません。新幹線を降りたときは、切符は回収されてしまいます。)

で、昨日大阪に帰ってくるときに、忘れず確認しました。
とりあえず今回は、特急券を上、乗車券を下にして自動改札機に挿入。すると、乗車券が上、特急券が下となって出てきました。上下逆になって出てくるのか、それとも乗車券が上として出てくるのか、の確認は次の機会ですね。

ただ、人の改札(手動改札というか?)では、違いました。

特急を乗り継ぐため、改札の駅員さんに乗車券と特急券、そして一つ目の特急の指定券の3枚を渡したのですが、そのとき私は切符にハンコが押しやすいようにと乗車券と特急券を上に、指定券を一番下にして手渡ししました。すると、一番下の座席番号が書かれた指定券を、ハンコを押さないのにもかかわらず、一番上にして返してもらったのです。

これが、マニュアルなのかどうか、あるいは、お客さま本位の観点からくる行動であったのかどうかはわかりませんが、「おッ」と思った瞬間でした。

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