2011/01/11

山田風太郎さんのこと

私の好きな作家のひとりに山田風太郎さんがいます。

今日、文庫本の整理をしていたら、風太郎さんの本が色々な所から出てきました(^-^;) 引越し作業のときに、バラバラになってしまっていたためです。

大学生の頃、風太郎さんの本を集めていた時期があって、時間があれば古本屋を回っていました。現在、数えてはいませんが、文庫本だけでも100冊以上はあるのではないかと思われます。

風太郎さんの魅力で一番なのは、その「発想力」。

例えば、「忍法帖シリーズ」では、様々な忍術を使う忍者が出てきますが、その忍術が面白い。また、「明治物」と呼ばれる一連の著作は、史実と虚構が入り混じり、出会ってもおかしくない人物たちの会話があったり、と。

それらのアイデアもさることながら、そのアイデアを小説というかたちに昇華しているのがすごい所です。

アイデアを形にするところは、見習わなければならないところですね。

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