2011/01/03

南予地方は雪が降りやすい

年末年始の休暇を利用して、愛媛の実家に帰省してきました。
30日に帰省したのですが、翌日の大晦日から元旦にかけて「雪」。

この日(31日)は全国的に雪模様で、特に鳥取・島根では国道や鉄道が止まり、大晦日を車内で過ごされた方もいらっしゃったようです。

さて、愛媛の印象には、「雪が積もる」という印象はほとんどないようです。北海道や東北地方、北陸や山陰地方と比べると降りませんが、愛媛県の南予地方は、中予地方・東予地方と比べて雪が降りやすいと思います。

愛媛県は、大きく分けると3つの地方に分かれています。
「東予(東の伊予)」「中予(真ん中の伊予)」「南予(南の伊予)」です。




で、私の実家は南予地方にあります。
南予地方をわかりやすくいうと、地図上で、愛媛県を縦半分にした左側と考えてください(詳細はこちら)。

実家で1月1日、携帯電話で撮った写真がこちら。

以下は2011年1月1日2010年12月31日の愛媛の雨雲の動きです。(当初1月1日分を貼り付けていましたが、23時台しか貼り付けることができなかったため、12月31日分に修正しました。)


雨雲の動きでは、雨なのか雪なのか分からないと思いますが、南予地方に集中しているのがわかると思います。

冬は北風が吹き、日本海側はよく雪が降ることは知られています。簡単にいうと、北風が日本列島にぶつかって雪が降るのです。しかし、本州と九州の間、関門海峡を通った北風は、愛媛県の南予地方に直撃するのです。

したがって南予地方は、東中予地方と比べて、雪が多いのです。

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