2019/02/22

第3週第5日(金)和声(ハーモニー)

デイヴィット・S・キダー&ノア・D・オッペンハイム、小林朋則(訳)
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』からテーマをいただき、
毎日更新中。
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和声はハーモニーとも呼ばれ、音楽の三要素のひとつ。

音楽の三要素は「旋律(メロディ)」「和声(ハーモニー)」「リズム」。旋律と和声の違いは、「旋律では個々の音がひとつひとつ順に演奏されるのに対し、和声では複数の音が同時に演奏される点」である。和声とは、ふたつ以上の異なる高さの音を同時に響かせたもの。

以下、「きらきら星」を例に。

まずは、旋律(メロディ)のみ(「ド・ド・ソ・ソ・ラ・ラ・ソー」だけのもの)

基本形


続いて、基本形に4度下の音を加えたもの(「ドドソソララソー」に「ソソレレミミレー」を追加。5度上の音と音名は同じ)。

4度下追加



続いて、基本形に5度下の音を加えたもの(「ドドソソララソー」に「ファファドドレレドー」を追加。4度上の音と音名は同じ)。

5度下追加


基本形でファのとき(5度下の音はシ)に違和感を感じる。「ファ(高)」と「シ(低)」の間は、「シ・ド・ド♯・レ・レ♯・ミ・ファ」と半音6個分の幅だが、他の組み合わせ、たとえば「ド(低)」と「ソ(高)」ならば、「ド・ド♯・レ・レ♯・ミ・ファ・ファ♯・ソ」と、半音7個分の幅となる。半音7つの幅の5度音を完全5度、半音6個分の幅の5度音を減5度という。(4度音をベースに考えると、「シ―ファ」の組み合わせのみが増4度(半音6個)となる。他のところは完全4度(半音5個))。この旋律では「シーファ」の組み合わせのところだけが減5度(増4度)となるので違和感を感じる。

もう少しわかりやすく書きたいところ。


最後に、基本形を三和音にしたもの(基本形の「ド」の音を「ドミソ」に)。

三和音



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