2019/02/11

第2週第1日(月)ハンムラビ法典

デイヴィット・S・キダー&ノア・D・オッペンハイム、小林朋則(訳)
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』からテーマをいただき、
毎日更新中。
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ハンムラビ法典は、「現存する史上最古級の成文法」で、「国民が守るべき規則と、法を破った者が受ける罰」を明確にしている。ハンムラビとはバビロニア(現在のイラクあたり)の王様の名前。ハンムラビ法典は、石柱に楔形文字で刻まれている。

ハンムラビ法典で思い起こすことは、「目には目を、歯には歯を」という文句である。「やられたらやり返せ」という意味に取られるが、Wikipediaに、
現代では、「やられたらやりかえせ」の意味で使われたり、復讐を認める野蛮な規定の典型と解されたりすることが一般的であるが、「倍返しのような過剰な報復を禁じ、同等の懲罰にとどめて報復合戦の拡大を防ぐ」すなわち、あらかじめ犯罪に対応する刑罰の限界を定めること(罪刑法定主義)がこの条文の本来の趣旨であり、刑法学においても近代刑法への歴史的に重要な規定とされている。
とも記載がされており、単純に「やられたらやり返せ」とは考えないほうがよさそうだ。

わたしの方は、とんちんかんな考えだが「埴輪ハォ!」が最初に浮かぶ。

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