デイヴィット・S・キダー&ノア・D・オッペンハイム、小林朋則(訳)
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』からテーマをいただき、
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太陽の周りを、地球を含め、惑星が回っている。太陽から近い順に惑星を列挙してみると、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星。学校で習ったときは海王星のあと冥王星と続いたが、2006年に冥王星は準惑星に分類された。
現在は地球は太陽の周りを回っていると認識されているが、昔は太陽や月、星々が地球の周りを回っていると考えられていた(いわゆる天動説。太陽を中心に地球が回っているというのが地動説)。しかし惑星は、地球から見て複雑な動きをしていた。太陽は東から昇って、西に沈むという動きだが、惑星は西から東に動いているように見える。プラプラしているプラネット(planet)と覚えている。「planet」のもともとの意味が「さまよう者」という意味である(だから、惑星。惑う星)。この動きを説明するために、周転円が導入されたりしていた。
地球以外の惑星(準惑星)の英語表記には、ギリシア・ローマ神話の神々の名前がついている。
水星 Marcury マーキュリー(メルクリウス)、ヘルメス
金星 Venus ウェヌス(ヴィーナス)、アプロディーテ
火星 Mars マーズ(マルス)、アレス
木星 Jupiter ジュピター(ユピテル)、ゼウス
土星 Saturn サターン(サートゥルヌス)、クロノス
天王星 Uranus ウラノス
海王星 Neptune ネプチューン、ポセイドン
冥王星 Pluto プルート、ハデス
水星から土星までの5つの惑星は肉眼で見ることができる。日本では五行説に基づき命名されている(と思われる)。ちなみに曜日はこの5つに太陽(日)と月を加えている。天王星、海王星、冥王星は、英語の命名を訳したものが用いられている(ウラノスは天、ネプチューンは海、プルートは冥府を司る)。
惑星の周りを衛生が回っている。地球の衛星が月である。衛生の名前にもギリシア・ローマ神話の名前が付けられていることが多い。
惑星の順序を覚える方法として、リズムよく「すい・きん・ち・か・もく・どっ・てん・かい・めい」と言っていた。どこで聞いたか忘れてしまったが、「最近痴漢も減ったんかいねぇ」という言い回しも思い出される。
2019/02/21
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