結論からいうと、僕の認識が誤っていた。僕は「キカンテン」は「基幹店」と書くものと思っていた。幸いにも、これまで「キカンテン」と書く機会はなく、会話の中にも「キカンテン」が出てくるような話題はなかったから、認識の誤りを指摘されることはなかった。
「旗艦店」は、英語 flagship shop の訳であるということを知った。「販売の拠点となる中心店舗。多店舗展開をしているグループ店の中でも、とりわけ力を注ぎ、ブランドの浸透を図るための店。店舗展開を艦隊に見立てた語」であるらしい(weblio辞書「旗艦店」、コトバンク「旗艦店」)。
意味的には「基幹店」でも間違ってなさそうであるが、もととなる英語があるということは「旗艦店」の方がもともとの漢字であろう。冒頭の「シゴト」の漢字の例でいえば、「仕事」にあたるのが「旗艦店」である。
「旗艦」とは「司令官(司令・司令長官などを含む)やその幕僚が座乗し、指令・命令を発する艦を指す海軍用語」であるらしい(Wikipedia「旗艦」)。経営論や企業論では軍事用語がよく使われる。旗艦店が向かっているのは「レッドオーシャン」か「ブルーオーシャン」か。
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