2012/08/16

徒然なるままに蜩


セミの抜け殻のことを「空蝉(うつせみ)」ということを知ったのは、おそらくは『源氏物語』から。

かといって、『源氏物語』を通して読んだことはないので、記憶はあやふやです。


まあ、ここではセミにまつわるあれこれを、徒然なるままに書いてみようと思います。


冒頭の写真は、先日福島県庁近くのもみじ山公園を散策しているときに撮影。

目線の高さにあり、「こんな高いところまで登ったのか」と感心しました。

ちょっと配置を変えて撮った写真は以下ですが、冒頭の写真の方が気に入っています。

もっと高いところにもいるかも、と思い目線を上げて探して見ると、いました。

抜け殻ですので「ありました」というべきですかね?

たくさんのセミの抜け殻がありましたので、当然のことながらセミの鳴き声もすごい。

夏は、緑あるところにはセミの鳴き声でいっぱいです。


セミの鳴き声といえば、代表的な(?)セミであるアブラゼミは、油で何かを揚げるような鳴き声なのでアブラゼミという、ということをどこかで聞いたことがあります。

どうりで暑いわけだ…。


鳴き声で特徴的なのはツクツクボウシ

「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ」と鳴きはじめ、やがてテンポが速くなり、「ツクホーシ、ツクホーシ」

もう少し聞いていたいなと思っていると、「ツクターツ、ツクターツ、ツクツクツク…」と終わってしまいます。


ヒグラシの鳴き声もいいですね。

夏が終わりに近づくにつれ、夕暮れ時に「カナカナカナ」と鳴くのは、秋の始まりを感じると同時に、何となく寂しさか広がります。

しかしWikipedia「ヒグラシ」には、
俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から発生し、ニイニイゼミ同様、他のセミより早く鳴き始める。以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。
とあり、とすれば今の時期でも聞くことができるということです。


子どもの頃にはセミ採りをしましたが、ツクツクボウシとヒグラシはなかなか取れませんでした。

警戒心が強いのでしょうね。

近づくとすぐに逃げられてしまいます。

アブラゼミやミンミンゼミ、クマゼミなどより、少し小ぶりで、透明な羽で、鳴き声もいいので、ツクツクボウシとヒグラシはセミのなかでは好きな種類です。


思うに、ツクツクボウシやヒグラシは、他のセミとは一線を画すのではないかと思います。

鳴き声もそうなのですが、特徴的なのは名前。

アブラゼミやミンミンゼミ、クマゼミなどは、「~セミ」という名前ですが、ツクツクボウシやヒグラシには「セミ」という名が入っていません。

昔から愛着ある虫だったのでしょうね。


子どもの頃はセミ採りをしていたので普通に触ったりすることができましたが、最近はちょっと遠慮したい気分です。

数年前の夏にベランダで逆さになってジタバタしているアブラゼミがいたので、起こしてあげようと触ると、セミの足がゴソゴソとちょっと気持ち悪く思ってしまいました。

子どもの頃には普通に触っていたのに、気持ち悪く思ってしまったことに少し悲しくなります。


あれこれと書きましたが、最後に、最近知った「セミファイナル」について。

ツイッターで流れてきたのですが、道路に落ちていて一見死んでるように見えるセミが近づくと暴れ出す現象を「セミファイナル」というようです。

以下の漫画も面白かったです。

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