阿武隈川沿いの御倉邸をあとにして、次は福島県庁を通り過ぎ、
福島県庁近くの「紅葉山公園」に向かいました。
蝉の鳴き声しか聞こえません。
福島城の二の丸の外庭だったところです。
板倉神社もあったようですが、残念ながら先の東日本大震災により再建中。
若山牧水の歌碑がありました。
つばくらめ/ちゝと/飛びかひ/阿武隈の/近くにあった立て看板には、
岸の/桃のはな/今/さかりなり
歌人若山牧水は、大正5年(1916年)4月に福島に来て、この「阿武隈川のうた」を残した。と書かれてありました。
大正年間には、ここ紅葉山から阿武隈川の岸辺を見渡すと、その岸辺-山麓にかけて桃畑が続いて、その花が美しく咲いていたのであろう。
昭和41年(1966年)になって、この地にこの碑を建て、福島市の生んだ作曲家・古関裕而によって『阿武隈の歌』の曲を得て、永久にここに残ることになった。
歌碑の裏面には、その由来を伝えている。
しかし歌碑の裏面は、
何も書いていないように思います…。
池や小川があったようですが、水の姿はなし。
少し残念です。
近くで出土した宝塔。
ここ紅葉山公園も、前回記事の「御倉邸」と同じく散歩コースですね。
夏の緑と光と蝉の声。
いいところです。
紅葉山という名前なので、紅葉の木もたくさんあり、秋の季節もいいかもしれませんね。
…福島散策記(4)へ続く。
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