2012/03/28

為政第二・2「子曰、詩三百、~」

詩三百、一言を以て之を蔽えば、曰く、思い邪無し。

「詩三百」とは『詩経』のこと。

『詩経』を一言でいえば、その思いに「邪(よこしま)」がない。

加地伸行さんは「邪無し」を「こころのままのまっすぐな表われ」と表現しています。


『詩経』は、いわゆる「五経」のひとつ。

儒教でいう「四書五経」の「五経」で、五経とは、『易経』『書経』『詩経』『礼記』『春秋』です。

ちなみに「四書」とは、『大学』『論語』『孟子』『中庸』の4つ。


どれもまだ読んだことはありませんが、読んでみたいものです。


思い邪無し。まっすぐなこころの表われ。

素直。正直。


最近、このブログで書いた記事「心持ちのこと」が思い出されます。

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