2011/10/31

学而第一・16「子曰、不患人之不己知。~」

久々に論語について。学而第一の最後です。
子曰く、人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患う。

他の人に自分のことをわかってもらえないと心配するな。自分が他人のことを知らないことを心配しなさい。

この言葉と似た言葉が、論語の他の個所にもでてきます(憲問第十四・30、衛霊公第十五・19)。それだけ重要な言葉として扱われていたのではないかと思います。

自分のことをわかってもらうためには、言葉を使ったり、身体で表現したり、言動で現す必要があります。それらの言動は自分の一部。自分の全てを伝えようとするとなかなか難しい。

同様に他人の言動から他人のことを全て知るのは難しい。

どちらも難しいことですが、他人の言動からその人のことを知ろうとする方が、自分のためにもなり、その人のためにもなるかと思います。

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