2010/10/10

実行項目を分解する

PDCAサイクルのP:Plan(計画)での第1歩は、目標設定でした。

目標が設定された次のステップは、その目標に向かってどのようなことをしていくのか、を具体的にしていくことになります。

目標達成のための、実行計画の作成です。

 

実行計画と書いてしまうとなんだか堅苦しくなりますが、「どのようなことをするのか」を明確にしていく作業です。

 

まずは、目標達成のために何をしていくのか、リストアップをしていきましょう。

これには付箋が便利ですが、別に付箋でなくともOKです。

ただし、できるだけ紙に書くこと(あるいは、文字に残すこと)をお勧めします。

 

文字にする効用は、以下2点が大きいです。

●頭の中だけでは、忘れてしまうこともあるが、文字に残していると忘れていても思い出せる。

●頭の中だけでは、もやもやとしていたものが、文字にすることで明確になる。

 

話が変わりますが、言葉には、何かに形を与えてくれるという特徴があります。

この特徴には、いい面・悪い面があるかと思いますが、計画を立てるには、やはり言葉の力は大きいです。

頭の中の考えを具体化していく作業には、言葉の力が大きくなります。

 

ですので、リストアップするときも、できれば具体的な言葉で書いたほうがよりわかりやすくなります。

「〇〇について調査する」よりは「〇〇について、WEBで検索する」とか「〇〇についてアンケートを取る」としたほうがより具体的になります。

すると、さらに作業が思いつきます。

「〇〇について、アンケートを取る」ならば、「アンケートの質問内容を決める」「アンケートを取る方法を決める」「アンケートの結果をまとめる」など。

 

目標達成のための実行項目を具体化することは、実行項目を分解していくことです。

分解して作業レベルまで落とし込むことができれば、次の作業である「スケジュール」の作成が楽になります。

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