前々から読んでみたいとは思っていましたが、近くの書店には置いてなく、かといって注文するわけでもなく…。
しばらく忘れていました(^-^;)
で、先日たまたま立ち寄った書店で見つけ購入。
齋藤さんの本は、内容は当たり前のことが多いのですが、わかりやすく丁寧に書かれているので好きです。事例や具体例が多く、当たり前のことをきちんと言語化して伝えてくれています。
今回読んだ『教育力』は、まえがきによると、「教育にたずさわる者に求められる力・資質とはどのようなものか」がテーマとのこと。「教育に臨む心身の構えと、具体的な教育方法」について書かれています。「教育者」や「教師」という立場での言及が多いのですが、齋藤さん自身もまえがきで「範囲はできるだけ広く捉えてほしい」と述べているように、教師や先生に限らず、教えるという行為にたずさわる方には有益な本ではないかと感じました。
私自身は、コールセンターに勤めている関係上、「教師」と「生徒」を、「スーパーバイザー(SV)」と「オペレーター」と読み替えて読み進めました。
教師と生徒の関係と書いてしまうと、なんだか上下関係があるように感じてしまいますが、「一方向的な上下関係ではなく、友情の関係性が教育の目指すところ」と書かれています。共に学び、共に成長する切磋琢磨の関係の場をつくること。
「教育」とは、「教える」「育てる」場であるとともに、「教わる」「育つ」場でもあるのです。
コミュニケーションについて学ぶ意欲をかき立てられるコールセンターを目指していきたいです。
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