2011/04/15

小笹芳央(著)『変化を生み出すモチベーション・マネジメント』

『モチベーション・マネジメント』の発刊が2002年12月(2008年11月文庫化)。そこから歳月がたち、『変化を生み出すモチベーション・マネジメント』が出版されました。

私が『モチベーション・マネジメント』を読んだのは文庫化されてからですが、内容は充分、今でも通用するものだと思っています。

それが、今回新たに発刊。

小笹さんは、『変化を生み出すモチベーション・マネジメント』の「はじめに」にて、前作『モチベーション・マネジメント』との違いを次のように述べています。
一点目は、モチベーション・マネジメントの方法論がさまざまな企業への導入実績を経て大きく進化していること。…(略)…本書には、現場で鍛えられた進化版の方法論がふんだんに盛り込まれている。
二点目は、テーマを「変化」に絞ったことである。…(略)…この本を手に取った読者の多くが、新たな環境に適応するために「自分自身が変化すること」あるいは「部下や後輩に変化してもらうこと」の必要性を痛感しているはずだ。

「変化」には、エネルギーが必要です。そのエネルギーが「モチベーション」。

「モチベーション・マネジメント」=「モチベーションを管理する」と考えてしまうと堅苦しくなってしまいますが、「エネルギーを生み出す」と考えるといいかもしれません。

内容は実際に読んで、そして実践してみるのが一番ですが、『変化を生み出すモチベーション・マネジメント』の表層をたどってみます(=メモです)。



■変化を生み出す3つのステップ
  1. 「アンフリーズ(Unfreeze、解凍)」:相対化する
  2. 「チェンジ(Change、変化)」:方向づける
  3. 「リフリーズ(Refreeze、再凍結)」:定着させる

■3つのステップでの「マジック」と「効果」

「アンフリーズ」でのマジック
「時間のマジック」
  • ロングレンジ効果
  • ショートレンジ効果
  • タイムマシン効果
  • デッドライン効果
「空間のマジック」
  • ズームアウト効果
  • ズームイン効果
  • アングル効果
  • ロールプレイング効果★

「チェンジ」でのマジック
「目標のマジック」
  • ラダー効果★
  • オプション効果★
  • ライバル効果★
  • ロールモデル効果★
「安心のマジック」
  • マイルストーン効果★
  • エスコート効果
  • マッサージ効果★
  • セーフティネット効果

「リフリーズ」でのマジック
「習慣のマジック」
  • コミットメント効果★
  • ルーティン効果
  • モニタリング効果
  • フィードバック効果★
「集団のマジック」
  • スポットライト効果★
  • サンクス効果★
  • ファーストクラス効果
  • ウェーブ効果

「効果」の名前自体は前作『モチベーション・マネジメント』でも紹介されていましたが(★印は前作でも紹介されていた効果)、今作では、それらの効果を「変化を生み出すための3つのステップ」と、その3つのステップを「効果的に促進する6つのマジック」として体系化を試みています。

しかし、これらの効果やマジックは、それぞれが独立したものではなく、互いに関連し合っているということは肝に銘じておきたいところです。

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