その中で、興味深いテーマの講演がありました。
Daniel Tammet: Different ways of knowing
(ダニエル・タメット:異なる認識の仕方)
ダニエル・タメットさんは、「高機能自閉症のサヴァン」とのこと。
また「共感覚」と呼ばれる症状も持っているとのこと。
上の映像内では、数字や文字に、色や形、感情が入り混じっていると言っています。
映像内にある3つの問題。
- What is 64 x 75?
- The Icelandic word 'hnugginn' means __?
- "The hare limped trembling through the frozen grass"
ダニエル・タメットさんの回答は映像を見てほしいのですが(日本語の字幕も用意されています。)、感心してしまいます。
何かを知覚するとき、その知覚の仕方は人それぞれでしょうが、その知覚のプロセスを言語化できる人はあまりいません。
私たちの理解の仕方は、「分ける」ことが基本となっていると思います。
「分ける」ことが「わかる」ことにつながっています。
しかし、私は、自分自身の知覚のプロセスを理解していない。
そんな中で、ダニエル・タメットさんは知覚、認識に対して言語化していこうとしています。
自分とは違った視点で物事を見ている人や、そのような話を聞くことは好きです。
英語の「want」は、「ほしい」を意味しますが、「欠乏」も意味します。
私には欠けている視点を、私は欲します。
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