さて、昨日(2/3)、日比谷図書文化館で行われた日比谷カレッジ「心を聞くコミュニケーション:「わもん」の世界(聞く&質問シリーズ第1回)」に参加した感想などを。
「大盤解説」は、やぶちゃんの聞き方を、本間先生が解説していくというスタイルです。
やぶちゃんが会場のどなたかを指名し、その方の話を聞く。
本間先生がそのやぶちゃんの聞き方を解説する。
この繰り返しだと思っていたのですが、予想していなかったことがいくつかありました。
ひとつは、やぶちゃんが話を聞く側ではなく、解説側に立ったこと。
そして、会場全体での井戸端わもん。
大盤解説を見たのは初めてですが、読んだり聞いたりして想像していた大盤解説とは異なるものでした。
全体の流れ。
まずはお1人目。
お芝居をされている方で、やぶちゃんとワークショップ前に名刺交換をされたというだけでやぶちゃんとは初対面の方。
やぶちゃんは直感でなにかあると感じていたとのことでのご指名。
やぶちゃんがその方の話を聞き込み、本間先生が解説。キーワードは「安心感」。
導入部分は想像通り。かといって私にはできませんが(^-^;)
お2人目。
こちらもやぶちゃんとは初対面の方で、日比谷図書文化館のポスターを見て参加された方。
この方の話を聞いている途中、やぶちゃんの聞き方レクチャーが始まりました。
3人目の方、ステージに登場。2人目の方が聞き手で3人目の方が話し手。
3人目の方は、自分で聞き上手との自覚があるものの何かある様子。
2人目の方の聞き方を、やぶちゃんが途中途中止めながら解説していきました。
3人目の方は、たしかに聞き上手かも。
4人目。
やぶちゃんの指名ではなく立候補。外国人の方。日本語もOK。
アグレッシブ(攻撃的という意味ではなく、積極的という意味)な方で、やぶちゃんとハイタッチ。
5人目からはやぶちゃんが話を聞く、というわけではなく、会場全体で話を聞くという雰囲気に。
5人目。記者の方。やぶちゃんがコンサルを務める小布施町役場での様子。
6人目。こちらもやぶちゃんがコンサルを務める会社の人事・研修担当の方。
7人目。高知から参加の医療関係の方。
聞き方だけではなく、場の整え方へとすすみ、本間先生の解説も場の話へ。
ここで、「井戸端わもん」。
小さなコンサート会場のようなホールで井戸端わもんが行われるとは思いませんでした。
場が整ったことからのやぶちゃんの直感ですかね。
そして最後に人生の岐路に立ちつつある会社員の方の話。
全体を通して感じたのは、やはりやぶちゃんの聞き方はすごいな、というもの。
コーチングでは「ペーシング」という言葉があります。
話し手の言葉やしぐさ、態度などを合わせていくことで話し手に安心感を与えて話しやすくするというスキルですが、やぶちゃんはそれが自然とできている。
学習理論か何かで、学習には「無意識的な無能」「意識的な無能」「意識的な有能」「無意識的な有能」という段階というような話がありますが、やぶちゃんは「無意識的な有能」の段階にあるな、と感じました。「ペーシングのスキルを持っている」というのは「意識的な有能」の段階ではないかと思います。
お1人目の話を聞くときは落ち着いた感じで、2人目の話のときは応援するように。
4人目の外国人の方とはハイテンションで。
最後の方は、私にとってはちょっとテンポが早いな、という話し方でしたが、それに普通に合っている。
書籍『わもん』には、「心の周波数を合わせる」という言葉があります。
その周波数の合わせ方を本間先生に解説してもらいたかったのですが、なかなか難しい。
やぶちゃんは直感型ですが、本間先生はたくさんの引き出しを持っておられます。
やぶちゃんの聞き方の解説を、私たちに伝わるように、いろいろな引き出しからいろいろなものを出されてきます。
本間先生とやぶちゃんが作りだした意識場は、すぐに会場全体に広がっていきました。
今まで数回、やぶちゃんの心徒塾に参加していますが、そこでの雰囲気に近くなりました。
この整った場の雰囲気、一体感が好きです。
来週は久々の心徒塾。
「直感道場」楽しみです。