この50点の作品のうち、私が読んだことのあるものを数えてみると、約10作品。
「約」としたのは、全部を読んだことはないが、抄訳なら読んだことはある、というのを含めているから。
これを10作品も読んでいるとするか、10作品しか読んでいないとするかは人それぞれでしょうが、私の中では結構読んでいるな、という感想です。
この50点を選んだ視点として、齋藤孝さんは以下のように述べています。
古今東西の古典になじむきっかけとして、50点を選んで、私なりの紹介をしてみた。選ぶ視点としては、古典としての評価が高いもの、現代に生きる私たちにとって多くのヒントを含むもの、がんばれば読めるもの、できるだけ多様なもの、心身の芯を揺さぶり活性化させる力のあるもの、人に話すとちょっといい気分になり聞いた人にもお得感があるもの、を意識した。(漢数字はアラビア数字で書いています。)
詩集や童話などは今回は除外した。また、日本近代文学はあまりに名作が多くそれだけでいっぱいになってしまうので、選定の範囲外とした。この50点には、それぞれすぐれた解説書がでているので、それらを参照していただきたい。
今後、これらの作品も読んでみたいとは思っています。
しかし、いつになるかは未定。
なので、意識づけの意味を込めて、読む読まないにかかわらず、この50点の作品について思い起こすことを書き留めていきたいと思いました。
読んだことのない作品が半数以上を占めていますので、あらすじや要点、読むべきポイントなどは書くことができません。
そのため独りよがりな文章になってしまうかと思いますが続けていけるようにがんばります。
50選の内容は以下
作品世界にどっぷり浸かる
カラマーゾフの兄弟たった一冊の本が、時代を、社会を変えた
源氏物語
千夜一夜物語(アラビアンナイト)
百年の孤独
嵐が丘
ファウスト
ドン・キホーテ
方法序説古代の世界は骨太!
星界の報告
社会契約論
共産党宣言
種の起原
学問のすゝめ
生物から見た世界
精神分析入門
旧約聖書・新約聖書(福音書)書き手の感性や人となりを味わう
古事記
オイディプス王
ギリシア・ローマ神話
史記
万葉集
論語
饗宴
福翁自伝人間のおろかさ弱さを見つめる
フランクリン自伝
徒然草
枕草子
おくのほそ道
ゴッホの手紙
阿Q正伝社会の中の人間
罪と罰
変身
赤と黒
ブッダのことば
マクベス
監獄の誕生―監視と処罰生きる覚悟、生の美学
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
マネジメント
風姿花伝
君主論
悲しき熱帯
きけ わだつみのこえ
平家物語
「いき」の構造
存在と時間
死に至る病
武士道
五輪書
ツァラトゥストラはこう言った
夜と霧
古典力 (岩波新書)