ファ行/ハ行問題は語頭にあるかかどうかも重要そう、というか重要だったら良いな。
ファ行/ハ行問題は語頭にあるかかどうかも重要そう、というか重要だったら良いな。
さて、「ファ行/ハ行問題」とは何だろう?と思って、@dlitさんのタイムラインを眺めてみると、どうやら「『スマートフォン』を略して『スマホ』と言うけれど、『フォ』が『ホ』になるのはなぜか?」という問題のようです。
興味がわいたので、考えてみたいと思います。
(そのときのツイートのまとめはコチラ)
「スマートフォン」を略して「スマホ」と言うけれど、「フォ」が「ホ」になるのはなぜか?
たしかに、「スマートフォン」と「スマートホン」はどちらかといえば「スマートフォン」の方が多く使われているのに、「スマフォ」と「スマホ」では「スマホ」の方が多く使われているように思います。
ためしに、Google検索してみると、
スマートフォン:スマートホン = 約102,000,000件:約500,000件 = 204:1
スマフォ:スマホ = 約1,450,000件:約40,000,000件 = 29:80
「スマートフォン>スマートホン」だが、「スマフォ<スマホ」の理由は何か?という問題です。
外来語の「フォ」が「ホ」と発音・表記されるケースは多々あります。例えば「ヘッドフォン(headphone)/ヘッドホン」「テレフォン(telephone)/テレホン」など。
しかし、逆に「フォ」が「ホ」と表記されないケースもありますね。「フォー(four)/*ホー」「フォーク(fork)/*ホーク」「フォロー(follow)/*ホロー」など。
音声学的には、本当に[f]の音で発音している人よりは[φ]の音で発音している人が多いとは思いますが。
どんなときに「フォ」が「ホ」になるか?
またどんなときに「フォ」が「ホ」にならないのか?
とりあえず…、先延ばし。
日本人にはフォよりホの方が言い易いからそうなるんでしょうね~。
返信削除正式な言い方はさすがにフォと綴るようになったけど、
略す つまり言い易くするということは、そういうことなんでしょうね~。
俺としては違和感がありますけど。
英語できない人はfourをホーとかいうてますしね。。
8さん>
返信削除コメントありがとうございます。
この記事は表記上のことで考察をしていますが、たしかに発音上は「ホ」と発音する方が多いと思います。
省略すると、その省略の仕方が日本語式なので、表記も発音に近くなるという仮説もありますね。