2011/05/24

成長に目を向ける

まとまった休みが取れたので、久しぶりに帰省していました。

帰省先は、愛媛県の宇和島の近く。町名を挙げても知らない人がほとんどなので、実家を聞かれると、「宇和島市の近く」と答えています。(それでも知っている人の方が少ない気もしますが…)

3日間、実家でのんびりと過ごしておりました。

その中の1日、久しぶりに「南楽園」に行きました。いつ以来なのかは覚えていませんが、10数回は行っているような気がします。

「南楽園」は、南予レクリエーション都市の一環として作られた、池泉回遊式日本庭園です。

おもしろい・楽しい、というところではありません(怒られるかな…)が、のんびりゆったりすることはできます。

5月21日~6月5日まで「花菖蒲まつり」が開かれています。

しかし、あいにくの雨…。

のびのびとすることはできませんでした。




父と母、そして祖母と私の4人で向かいました。「南楽園」へは、実家から車で1時間強かかりますが、新しい自動車道ができていたため、以前よりは近くなりました。

小雨のなか、南楽園をぐるりと一周。

「花菖蒲まつり」が開催されているとはいっても、菖蒲の花はまだ1分咲きくらい…。菖蒲よりはツツジの花の方が見ごろでした。

私の場合、花よりも庭園の方が好きなので(父親ほど好きではないですが…)、まあ特に問題なし。「花がある」かどうかです。

もともと農家であることもあり、また父親は造園業を営んでいることもあり、うちの家族は植物に詳しいです。

南楽園に向かう途中でも、車から見える風景を見ては、「○○の花が咲いとる」とか、「松の木の手入れをせなな」とか、「稲がもう伸びとる」とか。園内でも「フジの花が咲いたらきれいなえ」とか、「ヤマツツジはもうすぐやな」とか、「これはラクウショウ(落羽松)やないか」とか。

話についていけない…。

いや、ついてはいけるのですが、当然のことのように話が進んでいくので、追いかけるのがやっと、といった感じです。


大阪でも街路樹はあり、私も大まかな種類はわかるのですが、私は季節の変わり目だとか、変化に疎い。

気付かなければならない、というわけではないと思いますが、植物の成長に気付くことは、なんとなく風流な感じがして憧れます。


植物の成長に気付かないのに、人の成長に気付くことができるのだろうか?


そんな不安も頭によぎります。

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