先日、手帳のことについて記事を書き(
「来年の手帳に求めること」参照)、この記事がきっかけで、本日、「ジブン手帳」の佐久間さんとお会いしました。
このブログは更新通知をtwitterとfacebookに送っています。おそらくは「手帳」というキーワード検索から佐久間さんの目にとまり、「ジブン手帳」の紹介のツイートをいただきました。そこから数回のやりとりがあり、本日お会いした次第です。
こちらは佐久間さんが昨年作った手帳(2011年の手帳)のプレゼン資料
「面白そうな手帳だな」と思い、近くの書店をのぞいてみましたが実物はありませんでした。2012年版の発売はもう少し先のようです。
手帳は人それぞれ使い方も違えばこだわりどころも違います。私は手帳を新しくする時期になるとあれこれ毎年迷うのですが、最後の決め手となるのはやはり実際に手に取ってみたときの印象・感覚です。実物を手に取って見たい、と思いました。amazonでは2011年版は販売されていましたが、今さら2011年版を買う気にはなれません。
そんな折に、佐久間さんが大阪に来るというお話があり、私もちょうど予定が開いていたので、「実物が見れるチャンス」とばかりにお会いすることに。2011年版ジブン手帳と、まだ製本前の2012年版の「ジブン手帳」を見せていただきました♪
お会いして感じたのは、やはり、「手帳へのこだわり」です。
私自身は手帳に関して、もちろん使いやすさなどは考えますが、最終的には印象や感覚で使っています。こんな手帳あったらいいな、とか、もうちょっとこうなっていれば、など考えることはありますが、市販品はやはり市販品で私個人のために販売しているわけではありませんから、まあ仕方がない、と考えて使っています。
しかし、佐久間さんはそういったことを「仕方がない」と考えるのではなく、何とか形にしようと考えます。そして昨年「ジブン手帳」の発売までこぎつけました。
お話の中で一番、「こだわっているな~」と感心したのは、「日の出・日の入」の話。
「ジブン手帳」はバーチカルタイプの手帳で24時間のメモリがあります。(画像はfacebookページ「
ジブン手帳」より)
写真は2011年版のものですが、時刻の目盛り軸で太い線と細い線があるのがあるのがわかると思います。
なんと、太い線から細い線に変わっているところが「日の出」、逆に細い線から細い線に変わっているところが「日の入」。つまり、毎日違う!
上の写真は2011年5月のページ、下の写真は2011年12月のページです。
違いがわかりますかね。
当然(?)、「そこまでこだわらなくても…」という声はありそうですが、佐久間さん曰く、「人間がよりよく活動できる時間帯は日の出、日の入に関係している。」「日の出、日の入の移り変わりで季節の移り変わりも味わってほしい。」
1日1日を大切にしている気持ちが伝わってきます。
その他、2011年版からの改善点や、「ジブン手帳」の使い方、「ジブン手帳」の販売方法や流通のことなど、様々なお話を聞くことができました。全く見知らぬ人に会うということもあり不安もありましたが、自分の好きなことを語り、実行している佐久間さんは人当たりもよく、非常に楽しい時間を過ごすことができました。
私は、来年の手帳を「ジブン手帳」にすることを決めました。
「ジブン手帳」の昨年版(2011年版)からの改善点に、方眼目盛りの交点のことがありました。方眼の点線の罫線について、その縦横の交わり部分で昨年版は、ちょっとズレてしまっていたようです。大げさに書くと下図のような感じです。
2012年版では、このズレがないようにしたい、ということも話されていました。
身の回りには様々な製品がありますが、それらの製品の製作者の方々と直接お話しできる機会はそうそうありません。佐久間さんのように、私もこういった人との出会いの交点も大切にしたいと感じた次第です。
「ジブン手帳プレゼン」
twitterアカウント:@jibun_techo
Facebookページ:「ジブン手帳」