ラベル 原発 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 原発 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011/04/09

1号機原子炉水位ニュースは今さら…!?。

昨日(4月7日)の夜にも大きな余震(!?)があり、まだまだ安心はできない状況が続いています。

福島原発の状況は、その中でも大きな不安要素です。

最近ずっと、一通りは原発関連のニュースを確認するようにしています。

さて、本日のニュースを確認していたところ、次のようなニュースがありました。
NHKニュース「1号機 震災の夜に燃料露出直前」

ニュースサイトなので、リンクが切れる可能性があるため、スクリーンショットを。
東京電力、福島第一原子力発電所の事故で、1号機では、先月11日の地震当日の夜までに原子炉の水が核燃料が露出する直前まで減り、安全のために最も大切な「冷やす機能」を十分に保てなかったことが、NHKが入手した資料で分かりました。専門家は「その後さらに水が減り、核燃料が露出したことで、地震の翌日という早い段階で水素爆発が起きたのではないか」と指摘しています。
NHKが入手した資料には、地震当日の先月11日に福島第一原発の1号機から3号機で測定された原子炉の「水の高さ」や「圧力」などの値が示されていますが、東京電力などは、これまで地震の翌日以降の値しか公表してきませんでした。資料によりますと、1号機では、地震発生から7時間近くたった午後9時半に、原子炉の中で核燃料が露出するまでの水の高さが残り45センチとなり、通常の10分の1程度に減っていたことが分かりました。1号機から3号機では、地震と津波によってすべての電源が失われ、2号機と3号機では非常用の装置で原子炉を冷やし、水の高さが4メートル前後に維持されていました。これに対し1号機では、地震当日の夜までに、すでに安全のために最も大切な「冷やす機能」を十分に保てなかったことになります。また核燃料が水から露出するまで、2号機と3号機では、地震から1日半から3日程度かかっているのに対し、1号機では18時間ほどしかありませんでした。東京大学の関村直人教授は「1号機では、『冷やす機能』が維持できなくなったあと、さらに水が減り核燃料が露出したことで、地震の翌日という早い段階で水素爆発が起きたのではないか」と指摘しています。一方、東京電力は「調査はこれからで詳しいことは分からない」と話しています。

このニュースを読んだとき、「ん?」と思いました。

確か、3月11日の夜に、1号機の原子炉水位が50cmくらいだった資料を見たことがあったからです。「東京電力などは、これまで地震の翌日以降の値しか公表してきませんでした。」とありますが、どこかで公表されていた覚えがありました。

確認したところ、政府発表の資料「平成23年(2011年)福島第一・第二原子力発電所事故について」の中に公表されていました。
首相官邸ホームページ>首相官邸災害対策ページ> 直近の政府発表

2011/04/02

想定外でした。

3月11日の東北地方太平洋沖地震での、福島第一原子力発電所の地震観測記録が発表されました。
東京電力「当社福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所において得られた地震観測記録について(暫定)」
観測記録は以下になります。
表.東北地方太平洋沖地震において福島第一、福島第二原子力発電所で得られた地震観測記録と基準地震動Ssに対する応答値との比較

「基準地震動Ss」とは、「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針で規定される、施設の耐震設計において基準とする地震動」、「基準地震動Ssに対する最大応答加速度値」とは、「耐震安全性評価において、基準地震動Ssを想定した際の建物などの揺れを加速度で評価した場合の最大値」とのことです。

2号機・3号機・5号機の東西方向で、最大応答加速度値を超えた値が観測されています。

以下は、福島第一原子力発電所の「耐震安全性評価」について、調べたことです。どんなことを想定していたのか、を知りたかったのですが、私は変な方向に走ってしまったようです。

専門ではありませんので(逃げ口上)、あしからず。

2011/03/29

プルトニウム検出のニュースから思ったこと

仕事を終えて家に帰り、WEBでニュースを確認していたところ、驚きのニュースがありました。

福島第一原子力発電所の敷地内の土壌から、プルトニウムが検出されたというニュースです。
NHKニュース「原発敷地土壌 プルトニウム検出」(3月29日 0時10分)
福島第一原子力発電所の事故で、発電所の敷地内の土壌からプルトニウムが検出されました。東京電力によりますと、検出されたプルトニウムはごく微量で、人体に影響のあるレベルではないということです。

東京電力によりますと、21日から22日にかけて福島第一原子力発電所の敷地内の5か所で土壌を採取し、外部の専門機関で分析を行いました。その結果、そのうちの少なくとも2か所から今回の事故に伴って放出されたとみられるプルトニウムが検出されたということです。東京電力によりますと、検出されたプルトニウムはごく微量で、人体に影響のあるレベルではないということです。プルトニウムは、通常のウラン燃料を使った原子力発電で生成されるほか、福島第一原発の場合、3号機ではMOX燃料と呼ばれるプルトニウムを含む燃料も使用しています。プルトニウムが出す放射線は紙1枚で遮蔽することが可能ですが、肺などの臓器に取り込まれると長い間とどまり、がんなどを引き起こす可能性があるため、東京電力で調査を行っていました。東京電力は今後も引き続き、週2回、福島第一原発の敷地内の3か所で土壌のプルトニウムの調査を続けることにしています。

このニュースを読んで、疑問に思ったことが3点あります。
  • プルトニウムが検出されたのは(検出されたのがわかったのは)いつのことか?
  • プルトニウムが検出されるかどうかの土壌分析にはどのくらいの時間がかかるのか?
  • プルトニウムが検出されたのは、どのような意味を持つのか?

これらについて、限られた情報からではありますが、考察してみたいと思います。

2011/03/25

核分裂反応について

先日より、原子力発電について書いています。

その中で、よくわからないものが、「原子力」そのものです。

どうやら、原子力とは、原子核崩壊や原子核反応(原子核融合、原子核分裂)によって生じるエネルギーで、原子力発電は、燃料のウランの核分裂反応を利用しているというところはわかりました。

そのウランにも、核分裂を起こしやすい「ウラン235」や核分裂を起こしにくい「ウラン238」という同位体が存在することもわかりました。

なんとなくわかった、ような感じです。

現在、世間を騒がせている「ヨウ素131」や「セシウム137」などがどういった過程で生成されるのかを調べようとしていたのですが、どうやら一筋縄ではいかないようです。

なぜなら、ウランの核分裂反応で、どのような核に分裂するかは、傾向はあるようですが決まってはいないからです。

今回の勉強ノートは、歯切れの悪いノートになりそうです。。。

2011/03/24

放射性物質について

福島第一原発付近の海や土壌から、基準値を上回る放射性物質が検出され、また、東京都の浄水場のひとつからも放射性物質が検出されました。

NHK「かぶん」ブログ
放射性物質 離れた海からも(3月22日)
東京都 乳児の家庭に飲料水配布へ(3月23日)
土から 通常の1600倍超の放射性セシウム(3月23日)

地震・津波の傷も癒えていないところに、また不安の種が広がりつつあります。


不安はわからないときに起こります。

「先が見えない」
「どうしていいかわからない」
「どうなるかわからない」

残念ながら、未来を確実に見ることはできませんが、見通しをたてる、予想することで、ある程度確率を上げることができると思います。「こうなりそうだ」「こうすればいいかも」


最近、原発に関する記事ばかり書いていますが、私は原発のことをあまり知りません。

自分自身の不安を払しょくするためのひとつとして、「勉強ノート」を書いています。

何度も書きますが、ここに書かれていることは、私の勉強ノートです。正確性や詳細に欠ける場合がありますので、その点ご注意ください。

2011/03/22

原子力発電所の安全対策について

原子力発電所の安全対策についてのまとめです。

「勉強ノート」ですので、正確性に欠けている可能性がありますので、詳細を確認したい場合は、他サイトをご確認ください。

まずは、前提として、「原子爆弾のような爆発は起りません。」

原子力発電でも原子爆弾でもウランを使うことに違いはないのですが、ウランの質(?)が違います。原子力発電での燃料として使用されるウランは、核分裂しやすいウラン235と核分裂しにくいウラン238の混合物です。ウラン235が3~5%、ウラン238が95~97%の割合です。一方、原子爆弾は、ウラン235をほぼ100%集めたものです。原子爆弾では次々と核分裂が起こりますが、原子力発電でのウラン燃料では、次々と核分裂が起こるわけではありません。したがって、原子爆弾のような爆発は起こらない、ということになります。

しかし原子力発電所では、放射性物質を扱うことになるため、安全性が求められることになります。

原子力発電所の安全対策は「多重防護」を基本に考えられ、次の三段階の安全対策を実施しています。
  1. 異常発生の防止
  2. 異常拡大の防止
  3. 放射性物質の異常放出の防止
これらについて、福島第一原発の状況も踏まえて確認してみたいと思います。

放射線に関わる単位について

福島第一原発のことが話題になってから、放射能・放射線に関わる単位のことを耳にするようになりました。

放射線を一度に大量に浴びると身体に影響が出る、ということは知っていましたし、地球上では放射線が至るところにあることも知ってはいましたが、どのくらいの量で影響が出るのか、などは知りませんでした。

地震発生後、福島第一原発で爆発音が発生したころから、ツイッター上では様々な話題が飛び交っていました。しかし、どの情報が正しいのか(あるいは、デマだったのか)、判断できないものも多々ありました。

特に、「ミリシーベルト(mSv)」や「マイクロシーベルト(μSv)」という単位が出てきたとき、「シーベルト(Sv)」というものが、おそろくは放射線の量をあらわす単位のことだというのは見当がつきましたが、どのくらいの量になったら危険なのか等がわからず、判断に迷いました。

そこで、遅まきながら、確認しようと思った次第です。

引き続き「勉強ノート」ですので、正確な情報・詳細な情報を求める場合は、他サイトをあたってください。

放射線について

福島第一原発の状況は、まだ予断を許さない状況です。

NHKニュースによると、本日(正確には昨日3月21日)は、
  • 3号機・4号機の使用済み核燃料保管プールに放水
  • 冷却機能回復のため外部電源の復旧作業
が行われました。

一方で、2号機と3号機から煙が上がったことも報じられています。

まずは、冷却機能の回復が望まれるところです。


さて、引き続き「勉強ノート」です。

今回は放射線について、勉強します。

2011/03/20

福島第一原子力発電所の状況について

前回記事では、原子力発電について書きました。

今回は、現在の福島第一原子力発電所の状況について書こうと思います。

前回も書きましたが、これは私自身が現状を知りたいと思い書いているもので、詳細や正確性については他サイトの方が優れています。もちろん、間違ったことは書くつもりはありませんが、読む場合は1個人の「勉強ノート」として書かれていることに留意していただきたく思います。

2011/03/19

原子力発電について

地震により、福島第一原子力発電所が、現在全機運転停止中です。

動向は気になるところですが、私がどうこうしても事態を回復させることは、残念ながら無理です。今はプロの方々の活動を信じるしかありません。

ところで、私は原子力発電についてもあまり知りません。
  • 原子力発電とはどのような仕組みなのか?
  • 福島第一原子力発電所の現状はどのような状況で、現在どのようなことをしているのか?


ここではなく別サイトの方が詳しいし、正確だと思います。

この記事は、私の勉強ノートです。まずは原子力発電について。

ブログ アーカイブ