勉強しなければならない。
本を読まねばならない。
時間を有効に使わなければならない。
「~しなければならない」という言葉を聞くことがよくあります。
そして、ときにはその「~しなければならない」に縛られて、窮屈な思いを抱くこともあります。
ここでは、その「~しなければならない」という言葉から抜け出す方法のひとつを提案してみたいと思います。
「~しなければならない」という言葉は、省略されているように感じます。
「~しなければならない」を分解すると、「~しなければ、成らない」だと思います。
○○しなければ、成果がでないという意味です。
ならば成果は何か?
「~しなければならない」というときには、成果・目的が隠されています。
なので、その成果・目的に目を向けようというのがここでの提案です。
たとえば、「勉強しなければならない」ならば、なぜ勉強をしなければならないのか、ということです。
「勉強しなければならない」ならば、「勉強しなければ、何にならない」のか?
それは、「勉強しなければ立派な大人になれない」なのかもしれません。
ならば、「立派な大人」とはどういう大人なのか、そしてどのような大人になりたいのか。
このように考えてみるのです。
このように考えると、立派な大人になるという目的があり、勉強するというのはひとつの手段となります。
勉強するという方法以外にも、立派な大人になることができる方法があるかもしれないという視点が生まれます。
「~しなければならない」というときの「~(する)」はひとつの手段です。
手段ならばほかにもあるかもしれません。
ひょっとすると、「~しなければならない」というそれが一番いい手段の可能性もあります。
唯一の手段である可能性もあります。
しかし、それを選択するかどうかを決めるのは自分です。
そしてその選択の基準も自分自身の中にあると思います。
「~しなければならない(have to~)」から「~したい(want to~)」に変わるきっかけとして、このような方法を考えてみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿