3月29日(金)、安藤忠雄さんの講演会に行ってきました。
「大阪を元気にする!」という題の講演会です。
人が集まると何かが起こる。
何かが起こると元気になる。
世界の街のデザインや、日本、大阪の建築物、そして安藤さんの手がけたプロジェクト等を紹介しながら、人の集まる美しい街づくり、そして一人ひとりが理想を持ち、理想のためにどう生きるかというメッセージを持った講演会でした。
印象的だったのは、「これは、いいところです」という言葉。
例えば、大阪のオバちゃんはずうずうしいという話をしたときには、
「これは大阪のオバちゃんのいいところです。」
欠点と見えそうなところでも、「いいところ」と表現する。
短所が長所となることをあらためて感じました。
講演会終了後、少し歩いて帰りたくなりました。
講演会の中で「散歩ができる街」ということもおっしゃっていたためです。
講演会の会場は、京阪電車中之島駅近くの大阪国際会議場。
通勤で御堂筋線を利用しているので、中之島駅から御堂筋線淀屋橋駅まで、2駅くらいを堂島川沿いに歩きました。
整備された歩道や、川岸や橋がライトアップされていて散歩するにはちょうどいい感じです。
中之島界隈には、日銀や中之島公会堂などの味わい深い建築物も多数あります。
普段は足早に通り過ぎることが多いのですが、ゆっくりと歩いてみるのもいいかもしれません。