数学は好きな方です。
専門的な学問としての知識はありませんが、中学校や高校のときに習った数学は好きでした。
解き方がわかれば問題が解ける。
計算問題はあまり好きではありませんが、あれこれと考えて解き方がわかったときが一番うれしく思います。
いつの頃に習ったのかの記憶は曖昧ですが、また、このような表現がふさわしいかどうかはわかりませんが、代数と幾何が表現を変えた同じものを指していることを知ったときが印象に残っています。
連立方程式の解が、2直線の交点の座標と一致していると習ったとき。
「数学、すごい」と思いました。
仕事上での目標設定は、交点を探すことに似ているように思います。
会社あるいは組織の目標と、個人の目標が交わるところ。
そこを目標として設定することが一番いいのだろうと思います。
しかし、そこにはX軸やY軸があるわけではなく、もちろん2次元でもなく。
組織も個人も一直線ではありません。
それでも、交点はどこかにあると思います。
そしてもうひとつ、数学というか図形の問題で好きなことがあります。
それは「補助線」を引くと、いとも簡単に解けてしまうような問題です。
補助線がないときにはどうやって解こうか、手掛かりが見つからないのに、補助線を一本引いてもらうと簡単に解ける。
そんな問題が好きです。
そして、できれば、補助線が引ける人間になりたいと思っています。
先の目標設定での例でいえば、仕事上、オペレーターさんと目標設定の面談をすることがありますが、目標が上手く設定できないときに補助線を引いてみると簡単に目標が設定できた、というような感覚。
そのようなことができたとき、うれしく思います。
しかし、今のところ、上手く補助線を引くことはできていません。
交点を探すようにはしていますが、ちょっと力づくで捻じ曲げたり、誘導したりしています。
あるがままを見ることは難しい。
あらためて、そう思いました。
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