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2014/08/07

わもんな言葉86-壁打ちの型

「わもんな言葉」へようこそ!

今回もさのともが自由に語ります!

さて、今回はいわちゃんからお題がきております。

お題は「壁打ちの型」

では、いわちゃん、どうぞ!!

先日の黒帯高知で「壁打ちの型」が編み出されています。
あさこさんの美しい型の動画をやぶちゃんから見せていただきました。

これをわたふがやると超高速になるし、まっちゃんいわちゃんで速さ重さを競ったりして楽しいです。

本題ですが、壁打ちの型をすることは何をすることになるのでしょうか?
型が表しているのは何なのでしょうか?

さすが、いわちゃん、いい質問をしますね~。

いつものさのともならば、「型がなかったら形無しになるからです」と答えるところですが、ここは丁寧にいきましょう。


壁打ちの型だけでなく、他の事柄でもそうですが、型を学び繰り返し実践することは、意識せずとも身体が動くように身体に覚え込ませることだと思っています。

考える前に動く、考えなくとも動ける。

言葉としての印象は良くありませんが、「自動化」「機械化」が型の効用です。


壁打ちの型であれば、AさんからBさんへの切り替えのタイミングやスピードなどを身体に覚えさせる。

この「わもんな言葉」でも何度か挙げたことがありますが、「無意識の有能」を目指していると思っております。


壁打ちをしていると、ふと我に返ったり、あるいはお披露目の場では緊張したり、様々な予期せぬことも起こり得ます。

そんなときに身体がさっと動く、固まったり、止まったりすることなく次の一歩が出ている。

型はそのためにあるのではないか、と考えています。


なので、型は基本。

ただし、型は万能ではありません。


私の好きな考え方のひとつに「有構無構の教え」というのがあります。

宮本武蔵の『五輪書』に書かれていたことです。

有構無構というのは、構えがあって構えがない、ということです。

『五輪書』にはいくつか構えについても述べていますが、敵の出方やその場所、状況にしたがって敵を斬りやすいように刀を持つことが重要だとしています。

形にはめて構えるのではなく、敵を斬るための太刀の位置が構えとなる。

構えというのはあってないようなものだ、ということです。


壁打ちの型は、今までの壁打ちの経験などからできたもの。

私の立ち位置といわちゃんの立ち位置で、心構えも違ってくると思います。


五輪書 (講談社学術文庫)
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聞けば叶う〜わもん入門
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2012/02/19

有構無構の教え

ヤブログ放送室のなかで好きなお題のひとつ「直感道場」。
「聞き方に型がない」
「(聞き方の)パターンを覚えようと思ったらすべる」

『五輪書』に、「型(パターン)」ではありませんが、「構え」のことについての記述がありました。
一、有構無構のをしへの事
有構無構といふは、太刀をかまゆるといふ事あるべき事にあらず。され共、五方に置く事あれば、かまへともなるべし。太刀は、敵の縁により、所により、けいきにしたがひ、何れの方に置きたりとも、其敵きりよきやうに持つ心也。上段も時に随ひ、少しさがる心なれば中段となり、中段を利により少しあぐれば上段となる。下段もをりにふれ、少しあぐれば中段となる。両脇の構も、くらゐにより少し中へ出せば、中段・下段共なる心也。然るによって、構はありて構はなきといふ利也。先づ太刀をとつては、いづれにしてなりとも、敵をきるといふ心也。若し敵のきる太刀を受くる、はる、あたる、ねばる、さはるなどいふ事あれども、みな敵をきる縁なりと心得べし。うくると思ひ、はると思ひ、あたるとおもひ、ねばるとおもひ、さはるとおもふによつて、きる事不足なるべし。何事もきる縁と思ふ事肝要也。能々吟味すべし。兵法大きにして、人数だてといふも構也。みな合戦に勝つ縁なり。ゐつくといふ事悪しし。能々工夫すべし。

「構えがあって構えがない」ということを「有構無構(うこうむこう)」として、「太刀を構えるということはあるべきではない」といいます。

結果的には構えがあるということができるのかもしれませんが、それはただ敵を斬るため。

敵の出方や場所、状況に応じて、敵を斬るためにどうするのか?
太刀を受けるとき、打ちあたるとき、どうしたら敵を斬ることができるのか?


構えは手段であって、目的ではない。


ただ聞くだけなら型があってもいいかもしれませんが、もっと深いところを聞く。


「いのちといのちのぶつかり合い」

ヤブログ放送室の中でもあった言葉。


私はまだまだ「真剣勝負」に挑んでいない、と感じました。



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