4月13日(土)朝5時半頃、寝ていましたが、大きな揺れで目が覚めました。
とりあえず揺れが収まるのを待ち、収まったところで起き上がり、念のためにテレビをつけ震源地を確認。
おそらく震源地は近くにあるだろう、と。
震源地は淡路島付近でやはり近いものの、大規模な被害が出てはおらず、部屋のベランダから見たところでも大きな変化はなく、少し安心しました。
ただし、後でニュースで知るところによると、震源地に近い淡路島では少なからずケガ人や建物の被害が出ております。
震源地に近いと感じたのは、初期微動時間が少なかったからだと思います。
地震波には、P波(Primary Wave)とS波(Secondary Wave)の2種類があります。
P波というのは第1波で、波の進行方向に対して並行する波、S波というのは2番目の波で、進行方向に対して垂直に揺れる波です。
初期微動を起こす波はP波で、それに続くS波は主要動といわれる大きな揺れを起こします。
S波よりもP波の方が速度が速く(先に届くからP波という名前です)、P波が届いてからS波が届くまでの時間を初期微動時間といいます。
もちろん地層などの影響を受けるでしょうが、初期微動時間が短いほど震源地は近く、初期微動時間が長いほど震源地は遠くなります。
地震波は波です。
音波に変えて考えてみましょう。
わもんでは、音波・音調を手掛かりに声を聞いていきます。
地震波にP波・S波があるように、音波にもP波・S波があるのではないか、と。
つまりは、主要動(S波)を実際の声だとすると、初期微動(P波)があるはずだ、と。
その初期微動を感じることで、次の言葉を待つ心構えができます。
初期微動を感じるためには、自分が静かでいること。
完全沈黙が必要です。
そして、震源に近づくほど初期微動時間は短くなる。
初期微動を感じてから構えていては遅い。
震源では、初期微動時間は0(ゼロ)になります。
とすると、いつでも、どこでも、誰にでも。
目指すところは、初期微動を感じた瞬間、間髪入れずの動き。
そしてもう1つ、初期微動の方向が、震源・音源の方向になるな、ということも気付きました。
わもん -聞けば叶う