超、怪しいですね(^-^;)
コペルニクスの地動説をバナー風にしてみました。 pic.twitter.com/0gFMEOdnkn
— スエヒロ (@numrock) 2015年7月3日
ここまで怪しいとは思われなかったと思いますが、コペルニクスが「地動説」を唱えた当時の人々も「何を言っているんだ?」と思ったかもしれません。
16世紀当時は「地動説」ではなく「天動説」が優勢でした。
「天動説」は、太陽や星などの天体が地球を中心として回っているという説で「地球中心説」ともいいます。
一方、「地動説」は「太陽中心説」で、太陽の周りを地球が回っているという説です。
天動説優勢の中、コペルニクスは地動説を唱えます。
地動説自体はコペルニクスの独創ではなく古来からあった考え方だったらしく、コペルニクスが再発見したといってもいいでしょう。
ドイツの哲学者カントは、自らの哲学を「コペルニクス的転回」と評しました。
そこから派生して、物事の見方がガラリと変わるようなことを「コペルニクス的転回」と呼ぶようになっています。
コペルニクスやカントのように、科学や哲学の根本的な考え方をガラリと変えることは、めったにないかもしれません。
しかし、視点や考え方を変えることで、同じ事実を見ていても異なる捉え方が可能になります。
解決できない課題や問題をかかえたときは、その前提となる知識や常識を変えてみると、何か新しい発見につながるかもしれません。
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