今回の「わもんな言葉」は、言葉については書いておりません。
まぁ、今までも「言葉」というよりは、考え方や視点などを書くことが多かったと思いますので、気にはされていないと思いますが。
阿川佐和子さんの『叱られる力 聞く力2』に「下心のススメ」と題された節がありました。
五十歳で始めたゴルフにはまってしまった阿川さんが、ゴルフの楽しさについて書いています。
なんでそんなにゴルフが楽しいの? ゴルフをやらない人によく質問されます。その話を書いていると、この本が『ゴルフの力』になってしまいそうなので手短にすませようと思いますが、一つには、いつまでたっても「わからない」からではないでしょうか。ときどき「わかった」りするのです。なんだ、こういうふうに打てばちゃんと当たるんじゃないか。簡単簡単、開眼したぞ。するとその次のラウンドでは、「えー、このあいだ開眼したはずなのに」となり、初心者の頃だってこんなに下手ではなかったと思うほどの体たらく。ゴルフを始めて十年。私は何百回、開眼したことか。
私自身はゴルフをしたことがありませんので、あくまで印象でしかありませんが、ゴルフは精神的なスポーツというイメージです。
止まっているゴルフボールをドライバーやアイアンで打っていくのですが、ボールを打つときの角度が1度違うだけで、ボールの飛ぶ方向は変わり、跳ぶ距離が長くなれば長くなるほど、目標地点からのズレも大きくなります。
風向きや天候など環境に左右される要素もありますが、基本はプレイヤー次第。
脚の位置や腕の振りなどの身体の動きの微妙な違いが、ボールに伝わり、増幅される。
ちょっとした違いやズレが如実に顕れる、非常にデリケートなスポーツのイメージです。
そんなゴルフのプロになろうとしている方を知っています。
やぶちゃんも応援している、てんつくマンです。
てんつくマンは、プロゴルファーになって、全英オープンに出て、ちょんまげで腰にパターを差して、18番ホールで名前を呼ばれて、インタビューで「人間の可能性は無限大や」と世界中にメッセージを伝えるという目標を持っています。
もっと先も見ているでしょう。
目標とは、ゴルフでいうと最終的にボールを入れるカップ。
ボールを打つときの角度が1度違うだけで、ボールの飛ぶ方向は変わり、目標とのズレも大きくなる。
ときどきコツがわかったりしたりするけど、次の一打ではわからなくなったりする。
一打一打での自分自身のあり方が、結果に顕れる。
夢を叶えたり、目標を達成したりする人は、カップを目指しボールを打ち、たとえ打ち損じたとしてもその状況からカップを目指してボールを打ち、最終的にボールをカップに入れていく。
そして、また次のホールでも同じようにカップを目指していく。
そのラウンドだけでなく、次のラウンドへと。
しかし、集中するのは一打一打です。
聞けば叶う〜わもん入門
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