2013/08/06

龍安寺その2

(「龍安寺石庭」からの続き)

石庭にしばらくいました。

思ったよりも小さな庭ですが、飽きずに眺めることができます。

かといって、ずっと座っておくこともできませんので、石庭のある方丈の中を少し歩きました。

畳の上に上がることはできませんが、回廊に沿って回ることができます。

方丈内の広間。


襖絵に魅かれます。



別角度から。


方丈の裏手には、有名な蹲踞(つくばい)があります。



方丈の裏手の蹲踞は模型で、本物は蔵六庵という茶室(非公開)にあるとのこと。

真ん中の水が溜まっているところを「口」として、「吾唯足知(われただたるをしる)」という4つの漢字がデザインされています。

無理矢理書くとこんな感じ(漢字)です。

この蹲踞は、水戸光圀公の寄進と伝えられています。


回廊を巡り、もう一度石庭を眺めてから方丈を出ました。

方丈の勅使門。


桜もあるようで、春の季節がいいのかもしれませんが、夏の新緑の境内の散歩もいいですね。



鏡容池は別名おしどり池とも言われているようです。

写真はおしどりとは違うと思います…。


お茶屋のおば…もとい、お姉さんの話によると、やはり春と秋が観光客が一番多いとのこと。

修学旅行などの団体客も多く、団体客がバッティングすると、石庭をゆっくり眺めることはできないそうです。

また、外国人観光客では、中国や韓国など東洋の方々よりは欧米の方々が多いとのこと。

Zenの影響でしょうか。


石庭を含め、小一時間散策してから、龍安寺を後にしました。


(「きぬかけの路~金閣寺」に続く)

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