だいたい注文するのはアイスコーヒー(もしくは、たっぷりアイスコーヒー)。
そして、小腹が空いているときにはコメチキを頼む。
コメチキ(おそらく「コメダのチキンフライ」の略)にはレモンが添えてある。
僕はレモンを絞ってコメチキにかけて食べる。
あるとき、近所のコメダとは別の店舗に行った。
小腹が空いていたのでアイスコーヒーとともにコメチキを頼んだ。
そのコメチキに添えられていたレモンは、輪切りにされていた。
いつも行く店のレモンはくし型に切ってある。
くし型に切られたレモンの両端を押さえてレモンを絞る。
さて輪切りのレモンをどう絞ろうかと少し考えてしまった。
しかたなく輪切りのレモンを四つ折りにして絞った。
少し絞りにくい。
コメチキに限らず、鶏のから揚げにレモンをかけるかどうかは好みによる。
僕の場合はかける派なので、くし型に切ってあった方が絞りやすく好ましい。
逆に、レモンがくし型切りにされていたら「レモンを絞ってかけて食べてください」とオススメされているとも感じる。
輪切りのレモンが添えられたコメチキは、レモンをかけずに食べることをオススメされていたのかもしれない。
コメダでアイスコーヒーを頼むと、「ガムシロップはどうされますか?」と聞いてくる。「レモンの切り方はどうされますか?」と聞いてもらってもいい。(冗談です。)
切り方を変える、切り口を変える。
同じモノゴトでも切り口が異なると印象が変わる。
その後の行動も変えられるかもしれない。
余談だが、くし型のレモンの絞り方について、皮の方を下にして絞ると風味が増すということをツイッターか何かで知った。僕は普段は果肉を下にして絞っている。
さっそくやってみようと思い、近所のコメダでコメチキを注文したときにやってみた。
果汁が飛び散った。
力加減を間違えたようだ。
生産性を上げる方法の本を読むより、『レモン汁かける時、従来図の左のようにして絞っていた人は図の右のように皮を下に向けてレモン汁を絞った方が皮を伝ってレモンの風味が倍増する』というこのツイートが与える知識の方が今後の生活にとっての有益性は高いと思います pic.twitter.com/QlamWc7h3C
— 蒼式(あおしき) (@Type_AO) 2016年11月29日