「やぶちゃんの聞き方は次元が違う」という話を聞きました。
正直、「そこまで違うかな」と少し違和感を持ちました。
それはたぶん、「ものさし」が違うからだと思います。
やぶちゃんの聞き方は確かにすごい。
音を聞き分け、的確な言葉と音を返し、入れる。
話し手に瞬時に飛び込み、潜る。
私にはまだできないことです。
しかし、普通の聞き方の延長線上にある聞き方であると思っています。
まだ遠くなのかもしれませんが、聞き方を深めていけば誰しもが行ける、そんな風に思っています。
あらためて辞書で調べると、「次元」の項に2つの意味が載っていました。
ひとつは数学的な意味での「次元」。
ものの広がりを決める、一番基本的な方向(の数)。
もうひとつは、(段階によって違う)物の見方や立場、という意味です。
私の場合は、「次元」というと前者の意味に取っています。
次元は同じだけれども、深さが違う。
やぶちゃんの聞き方をこんな風に思っています。
言葉は違いますが、同じことです。
話し手の「ものさし」を取りこむのに少し時間がかかったようです。
聞けば叶う〜わもん入門
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